Christopher Belton Official Web Site クリストファー・ベルトン -作家・翻訳家-

健太、斧を取れ!

健太、斧を取れ!
健太、斧を取れ!
説明
 ある日曜日の朝、健太が目覚めると、そこには小さな子どものような生き物、ダイチがいた。母親には見えない。健太にダイチが見えるのは、健太が「再生者」になったからだ。不思議な謎を解きながら、奇想天外な健太の冒険がはじまる!!

 物語の舞台は現代の日本。この世界では、<自然>が人間の善悪のバランスをコントロールしていて、罪を犯さずに死んだ人間だけが生まれ変わることを許される。もちろん罪といってもその重さの程度は異なり、重い罪を犯した人は、それ以上生まれ変わることができない。軽い罪の場合は、いくつもの生を経るあいだに罪が蓄積されていき、一定量を超えるとその人は生まれ変わることができなくなる。15回以上生まれ変わると、十分な知恵を身につけたと見なされ、<自然>はその人に、生まれ変わりの回数の少ない者たちには知らせない秘密を明かすようになる。現世で「再生者」となった健太と美咲、二人は現れた師の導きのもとで隠された驚異の秘密を知らされていく。そして、ふたりは伝説上の生き物たちの抗争に巻き込まれていく。健太と美咲、勇気を振り絞って敵に立ち向かえ!

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著者からのメッセージ

  私は、「ピーター・パン」、「ふしぎの国のアリス」から「ナルニア国ものがたり」、「ハリー・ポッター」などに至るまで、ベストセラーとして知られているイギリスのファンタジー文学を長年にわたって研究してきました。その結果、他の国で書かれているファンタジー小説には見つけることができない多くの要素、物語の設定、主人公の描き方、読者を巻き込むリアル感、伝統や伝説の導入方法、物語の裏に隠れている読者へのメッセージなど、さまざまな秘密を解き明かしたようにうのでした。
 それらの研究成果を、大好きなイギリスの文学と大好きな日本の文化を組み合わせて、さらに面白い物語を作れるはずだと確信して、本書を作りました。
 イギリスのファンタジー小説と日本の素晴らしい文化や伝統、伝説を絶妙に合体させて書き上げた結果が、この「健太、斧を取れ!」です。原文は英語で書きましたが、英語として出版する目的ではなく、日本語のオリジナル小説として出版したいと思い、今まで私の数々の作品を翻訳していただいた渡辺順子さんにお願いして日本語にしてもらいました。日本の読者に向けて集中して書きましたので、「翻訳本」とは一味違う、日本語のオリジナル小説として仕上がっていると自負します。ぜひ、読んでみて頂ければうれしいです。

 クリストファー・ベルトン